最近は薄毛の原因がある程度解明され、薄毛の症状の名前も名づけられていて、男性型脱毛症、あるいはよく言われている名前としては、AGAという名前でよくメディアなどで紹介されています。
このAGAは病院などで治療を受けることができますが、病院に行って治療や検査を受ける前に、事前にAGAセルフチェックを行うことによって、何か特別なAGAの検査をしなくても、ある程度自分がAGAなのかどうかを見極めることができます。では、どのような方法でAGAセルフチェックをするのかというと、薄毛になっている部分が頭頂部であるか、または前頭部かどうか、抜け毛の本数が増えてきていないかどうか、髪の毛にハリがなくなってきていると感じているか、自分の身内にも薄毛の人がいるかどうか、薄毛になったのが２０歳以降かどうかなどがセルフチェックするポイントとなってきます。

 
まず、薄毛になっている範囲については、AGAの場合は頭頂部か前頭部が薄くなっているケースが多いですので、後頭部のボリュームは変化無しの人がほとんどであるというのが特徴であり、この理由としてはAGAの原因とされる酵素の影響をなぜか後頭部やサイドの髪の毛は受けないからであると考えられています。髪のハリについては、なんとなく髪の毛が弱弱しく、ハリもないように見えるというのがAGAの特徴でもあり、髪の毛の成長が止まってしまっている毛髪が多くなっていきますから、当然髪の毛のハリもなくなっていくと考えられ、同時に抜け毛についても、髪の毛の成長が止まっている部分の髪の毛については、髪の毛が成長する前に抜けてしまうということになり、抜け毛も多くなってくると考えられます。自分の身内に薄毛の人がいるかどうかに関しては、AGAの場合、遺伝することが多いので、身内で薄毛の人がいる場合は自分もAGAである可能性は高いといえますので、特に祖母・祖父などのかなり近い関係の人に薄毛の人がいる場合は、遺伝することが多いといえるでしょう。

 

 

薄毛になった時期に関しては、AGAの場合、症状が現れる時期としては早くて２０歳から始まると言われていますから、２０歳台や３０歳台で薄毛が少しずつ進行してきたという人はAGAである可能性があるということになります。もしも、これらのセルフチェックにかなり当てはまる場合は、AGAの薄毛である可能性が高くなりますから、気になる場合は、一度病院に行って検査を受けてみるとよいといえますが、最近はAGAを扱っている病院はたくさんありますから、病院に行く前に、一度AGA病院比較ナビというサイトで、どのような病院があるかどうかを調べて見るとよいかもしれません。特に、AGA治療は保険が適用されず自由診療扱いとなりますから、より専門性が高く、評判の高いAGA専門病院を探す必要があるでしょう。

 
希望の病院が決まったら、まずは検査として、実際に頭髪の状態を調べる検査を行っていき、自分がどれくらいの髪の毛の密度なのかといったことを調べることによって、髪の毛の状態が弱くなっていないかどうかを調べることにより、今後の治療方針を考えていったりします。主なAGA専門病院の治療法としては、薬を使った治療方法がメインとなり、内服薬と外用剤を組み合わせて治療を行っていくというのが一般的な治療法であり、内服薬による治療としては、AGAの原因とされる酵素の働きを弱めるための薬を服用することによって、髪の毛の成長を促していくという治療を行っていき、外用剤に関しては、髪の毛の成長を助けるための頭皮の血流を良くするための外用剤を頭部に塗布するという治療になります。

 
このような病院でのAGA治療の効果としては、効果がある人と、そうではない人、ほとんど効果が見られない人など様々であるといわれており、全てのAGAの人に効果があるというわけではありませんが、今まで効果的な薄毛の改善方法がなかった時代と比較をして見れば、だいぶ進化してきたのではないかと考えられます。

 
まだ、病院でのAGA治療では、完璧に薄毛を改善できるかどうかわからないのが現状ですが、病院での治療だけするのではなく、薄毛の改善に役立つことを生活の中に取り入れることも重要であり、例えば、食生活を脂っぽい食事を控えたり、シャンプーの方法を変えてみたり、睡眠をしっかりと取るなどの対策を総合的に行っていくことが大事になってきます。